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2007-08-18 (Sat)
そもそも布ナプキンに注目した理由がサロンに来られるお客様の大半が女性。
「おからだの気になるところ」を伺うと、たいていの方が、
肩か腰
ご年配になられると膝や足首の不調を訴えられます、しかし詳しくお話を聞いていくと
生理に起因した体調不良が多い事。
生理痛はもちろんですが、
生理前後のイライラ(月経前緊張症~PMS~)
胸の張り、
下痢、便秘
のぼせやほてりなどのホットフラッシュ
40代前半での更年期障害
頻尿、
局部のかゆみ、ひきつれ
不妊
何かしらの生理中、生理前後の体調の不調がおありです。

その中でも、生理期間中に何かしらの鎮痛薬を飲まないと通常の生活が出来ない方が多い事には驚きました。

そんなに痛いの?
生理の度に耐えてるの?

鎮痛剤は一時的に痛みを誤魔化すだけのもの、
対処療法にしかなりません。


驚いた事に何年もお医者様に診てもらいながら、
状況が変わらない、あるいは酷くなっている方がおられます。

何度も手術を受けられた方もおられます。



痛い、苦しい、女性であるのが恨めしい
施術中にそんな辛いお話を伺うと同じ女性として泣けてきます。





なぜ神様は女性に子宮を持たせたのでしょうか?
なぜ女性だけ子どもを生む能力を持たせたのでしょうか?




過去、
私にも子宮さえなければこんなに苦しむ事がなかった出来事(長くなるのでいずれまたの機会に)に遭遇し大変神様を恨みました。
悩みに悩んで出た結果、女性は繊細な生き物だから、からだを大切にしなくてはいけない、
子宮は女性が女性であるための神様のプレゼントだと思いに至りました。
自分のからだがとても愛おしくなった瞬間でもありました。
現在、主の病気は経過良好で子宮筋腫も4cm大ありますが、生理痛などの不調はありません。
生理の日も、普通の日も変わらない生活です。



そんな経験を経て女性の視点で生理を眺めた時、


痛く苦しく辛い生理は不自然だと思ったのです。


不自然の生理の原因の一部に生活環境の問題。
もう一部には本人の心の問題
さらにもう一部には母親との関係


今の私に出来ることは環境の問題を広く問いかけていく事だと思っています。



前置きが長くなってしまったのですが~



有害化学物質と生理痛

生理にまつわる不快感が全部が全部合成化学物質のせいではないと思いますが、
いつもお使いのナプキン
       シャンプー、リンス
       洗剤
       化粧品などに
原因の一部があるとしたらどうしますか?

合成化学物質は皮膚からも吸収して体内を巡ります。
経皮吸収された合成化学毛細血管やリンパ管にしみこむように入り、静脈に入ったものは代謝、排泄のルートで体外に出されるのですが、

リンパ節に入った化学物質は何の干渉も受けずにリンパ液とともに、全身くまなく体内を巡ります。そして気に入った組織に入り込み残留していきます。

合成化学物質が大好きな組織は脂肪組織がたくさんあるとことなので、子宮、おっぱいなどの脂肪細胞の多いところに蓄積されます、

そしてその臓器に悪影響をおよぼすと言われています。


また、環境ホルモンと騒がれていますが、化学物質が体内に入って変化して生物のホルモン似たニセモノホルモンが微妙なホルモンバランスを乱します。

国立環境研究所のヒトのダイオキシン類暴露と子宮内膜症に関する疫学的研究においては症例数がまだ少ないが,症状の重い患者の方が軽症患者よりもダイオキシン濃度が有意に高い傾向がみられた。
との報告もあります。



産婦人科のお医者様によると、この40年間で子宮内膜症の発症率が20~30倍に増加し、この40年で使用が急増した石油から作られた合成化学物質の増加と比例しているので関連性があるのではないかと指摘。

さらに子宮内膜症に代表されるような婦人科系の病気が若年層からおこってくるのではないかと言われています。




これまでに人類が作り出した化学物質の種類は約二千万種にのぼります。
何がどのように影響し合っているのか誰も知りません。


でも~

からだは警告を鳴らしていると思いませんか?


痛みとして。
苦しみとして。
ドロドロとした経血として。





健康な子宮は絞りだす痛みをおこす事はありません。
健康な経血はサラサラとしています。
健康なからだはあたたかいのです。
健康なからだには薬は不要です。





今なら自然なからだが取り戻せると思うのですが。








参考

研究課題 9) ヒトのダイオキシン類暴露と子宮内膜症に関する疫学的研究
〔担当者〕 宮原裕一
〔期 間〕 平成10~14年度(1998~2002年度)
〔目 的〕 動物実験の結果から,ダイオキシン類がヒト近縁のサルに子宮内膜症を誘発することが明らかとなっている。また,近年ヒト子宮内膜症の増加が示唆されてきている。本研究では,ヒト子宮内膜症とダイオキシン類暴露との因果関係を明らかにすることを目的とし,子宮内膜症の診断とダイオキシン類濃度の測定を行った。
〔内 容〕 本年度は,前年度同様,東京大学医学部産婦人科にて子宮内膜症の診断を行った。また,同産婦人科より供与された,子宮内膜症患者の脂肪組織中のダイオキシン類含量を測定した。現在のところ,統計的な処理をするには症例数がまだ少ないが,症状の重い患者の方が軽症患者よりもダイオキシン濃度が有意に高い傾向がみられた。
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